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無伴奏のひのネタバレレビュー・内容・結末

無伴奏(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

どうしても成海璃子の時代の喋り方が台詞っぽく聞こえてしまって苦手だった。斎藤工だったら何の違和感も無いし、ちょっと考えればあの二人怪しいって思うはずなのに、あの雷雨の夜のシーンまで一ミリも渉と祐之介の関係は想像できなかった。なぜだろう。高校生という多感な時期と学生運動が行われていた時代背景における響子の描き方が微妙。ナレーションベースで色々な詩のようなことを言ってたけど、ただ小説や文章や詩が好きな女の子が自分のおける状況を頑張って言葉にしてみた、なんていうような。。あんまり感情を露わにしない内で燃える女の子にしたかったんだと思うのだけど。でもあの、祐之介が逮捕されて渉がやだと泣き叫ぶ中の祐之介が響子見てにっこりするシーンはちょっと好きだったな。個人的にはエマちゃんがとてもよかったので、結末すごくかわいそうだった。幸せになってほしかった。
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