時は全てを破壊するのはこの男
'Gaspar Noé'
もうあとカルネだけだ観てないの、寂しい
John FrusianteやPink Floydが流れる中のあのカメラワーク、無茶苦茶かっこよかったな Erik Satieは次作でも健在
愛とは??たったこれのみで紡がれる135分 'Make love'とは言うけれど今作ではその言い回しは無かった、監督の痛烈な皮肉が読み取れる Noé監督の真髄はシンプル且つ刺さって抜けないぐらいのパンチラインにある
雨の音が心地よかった、ふたりで3Dゴーグルを眺める描写のところ
向き合って唇を重ねる時にできるハートの空白が、LoveとVoidを表裏一体で表しているように感じた
ラストはシャワーから雨が降る
オミが様子を気にして1度伺うも、マーフィーの泣き腫らす様子をみてひっそりとドアを閉める マーフィーはその間もエレクトラの膨らんだお腹を撫でる ギャスパーは心配して様子を見に来る、一緒に泣いてくれる
ギャスパーは自分の名前が父親の以前の恋人と話し合って決めた名前だとは知る由もないだろう
声ガラガラになるまでいびり合うふたり、永遠を誓い合うふたり
愛に形を求めるから裏切られるんだよ