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プラネタリウムのneroのレビュー・感想・評価

プラネタリウム(2016年製作の映画)
2.5
正直なぜ「プラネタリウム」なのかよく分からない。夜汽車のシーンを含め映像はヨーロッパ映画らしくて好み。

アヴァンとエピローグは戦後の姉が映画の世界への未練に囚われている様を描いているが、この構成は蛇足っぽいなあ。
ナタリー・ポートマンは「ジャッキー」に続き痩せ過ぎなれど、凄みのある美しさで映画を引っ張る。ジョニデの娘だという、リリー=ローズ・デップの未成熟な美しさが効いているね。年齢不詳感も霊媒っぽく、ミステリアスなヒステリックさが漂う。一部落とした眉毛が気になって気になって。
姉妹に入れ込むプロデューサー・コルベン(エマニュエル・サランジェ)の存在感がすごい。彼一人だけフランス映画してるって印象だ。
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