かわとも

プラネタリウムのかわとものレビュー・感想・評価

プラネタリウム(2016年製作の映画)
3.4
美しい姉妹。
それぞれ生き方が違ってもお互いへの愛があり、確かな結びつきを持って生きぬいていこうとしています。

降霊術がきっかけで有力者の家に住み、安心の生活を手に入れるわけですが、戦争により、状況は変わっていくわけです。

物語は降霊術ではなく、生き方。
と、いうか何をもって生きるのか。とでも言いましょうか。

プラネタリウムは人々が昼間
星を見るためにあります。偽りの夜空ですが、そこでは美しく輝く星が見えます。

本物と偽物。
価値がある、ない。
簡単に言えるものなのか?それを問われているような…気がします。

だからこそ、コルベンは捕らえられ、ケイトは倒れ、ローラは女優になっていくのですね。

また、本物と偽物の価値、今はこうだよね…?と言われている気もします。

雪降る中で肩車をされてるケイトの姿。わたしにはラッパを吹く天使にも見えました。

希望とは。
かわとも

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