『オリンピックは参加することに意義がある』
よく言われる言葉だけど、どうしてもメダリストや世界新記録がフォーカスされがち。今年は政治も絡んで何か面倒臭そう。
88年カルガリー大会、イングランド・スキージャンプ代表エディ・エドワーズ。
記録は出場選手中最下位、素人っぽい言動から長年滑稽な人物として印象づけられていた彼を、今作では真の挑戦者として紹介している。
エディの名誉のために出場を止めるコーチが正当に見えるけど、本来のオリンピック理念を体現してたのはエディの方なんだよね。
ラージヒルぶっつけ本番で飛ぶとか狂気の沙汰だとは思うけど(笑)
フィンランドのトップ選手がエレベーター内でエディに掛けた言葉が印象的。
KMシリーズとはひと味違うタロン君のダサかわっぷりはファンなら必見。
18-8