「愚直」という言葉があります。
愚かなほどに真っ直ぐ。
しかしながら、愚かだと断定するのは決して他人ではないのでしょう。
イギリスの片田舎、少年エディはオリンピックに夢を馳せていた。しかし、産まれながらの膝の持病と視力の悪さが影響して、夢をみては諦めるの繰り返し。そんな彼が目を付けたのはイギリス国内で未だにオリンピック選手が出ていないスキージャンプであった。果たして情熱と勇気で奇跡を起こせるのか!?
ジャケ写からして、もっとコテコテおバカ映画なのかと思ってました。
実話を元にしたストーリー。ホントにこんな事があったのかと、驚いてます。
エディを演じているのはタロン・エガートン。スーツでビシッとキメた英国紳士スパイというイメージしか無かったもので、ホントに驚いています。
こんなにもダサい(冴えない)人物を演じられるなんて!!
劇中ずっと眉毛が垂れ下がっている彼の顔芸が愛おしくて仕方なかったです。
そんな彼を指導していくコーチをヒュージャックマンが演じています。
彼がデモンストレーションでスキージャンプをする場面の演出がカッコよすぎて爆笑してしまうという、不思議な現象を巻き起こしました。
何も考えずに楽しめる作品になってるんじゃないでしょうか。