kazu1961

イーグル・ジャンプのkazu1961のレビュー・感想・評価

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)
4.2
▪️Title :「イーグル・ジャンプ」
Original Title :「Eddie the Eagle」
▪️Release Date:2016年公開 日本ビデオスルー
▪️Production Country:イギリス・アメリカ・ドイツ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-231
▪️My Review
来年、オリンピックを控えた今の時期ににぴったり。「勝つことより参加することに意義がある」。いやぁ、面白い!!凄くストレートな脚本でストレートに感動できる良い作品です。何故にビデオスルー??タロン・エガートン、ヒュー・ジャックマン出演、マシュー・ボーン製作で、ビデオスルー??
こんな時期にこれ以上ないぴったりな映画が、本作『イーグル・ジャンプ』。実在のスキー選手「マイケル・エドワーズ」の半生を描いた伝記ドラマです。
マイケル・エドワーズは有名なスキー選手となるのですが、その有名さの理由は下手だったから。そんな彼が「オリンピックに出たい」という想いだけをエネルギーに猛進する物語です。
真面目で、情熱と想いで邁進すると必ず報われる、そんなことを感じさせてくれます。
下手でも頑張る人は応援したくなるものです。オリンピックアスリートの育成が課題視される昨今、本作のような純粋なスポーツへの想いを奮起させるような作品は貴重だと思います。
本作のストーリーテリングのストレートさはマイケル・エドワードならではで、特にラストの90m級を飛んだときの、エディのジャンプを見守る各人が口をあんぐり開けているシーンのスローモーションなんかは、ベタすぎる!と思いつつも大感動で、エディに批判的な人たちも「うぉぉぉ」となっているのがとても良いですよね!!
本作で全面に描かれるのは「スポーツが好き」ということ。順位も記録も名声も金もいらない、ただ最高の瞬間を味わいたい。この感情はきっと全アスリートの心にあるもののはずですね。
そして、シャープなヒュー・ジャックマンと少しぽっちゃりで眼鏡もダサいタロン・エガートンのコンビも最高でした。
隠れた良作です!!

▪️Overview
イギリスで初めてスキージャンプのオリンピック代表選手となった実在の人物マイケル・エドワーズの半生を、タロン・エガートン主演で映画化。マイケル・エディ・エドワーズは幼い頃からオリンピックに出場することを夢見てきたが、運動音痴な上に極度の近眼を抱えていた。ある日、偶然見たスキージャンプに興味を持った彼は、国の代表選手を目指すためドイツの雪山へ向かい、そこで知り合った元オリンピック代表選手ブロンソン・ピアリーにコーチを依頼する。才能のないエディを相手にしようとしないピアリーだったが、大怪我をしても挑戦し続けるエディの姿に心を動かされ、コーチを引き受けることを決意する。ピアリー役にヒュー・ジャックマン。「キック・アス」「キングスマン」のマシュー・ボーン監督が製作を手掛け、俳優としても活躍するデクスター・フレッチャーがメガホンをとった。
kazu1961

kazu1961