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ジーサンズ はじめての強盗のyapのレビュー・感想・評価

5.0
2017.06.24鑑賞。「お達者コメディ/シルバー・ギャング」のリメイクらしいが、元ネタは観たことが無い。とにかく3人のキャラクターが素晴らしく、脚本が屈指の出来栄え。モーガン・フリーマンが銀行強盗に参加する決意をするシーンが黒澤明「生きる」オマージュで、尚且つとある願い事を祈りながらろうそくを消すというアメリカらしさのエピソード(日本ではあんましないよね)がプラスされ、素晴らしい。
伏線の利いた脚本の構成が文句なしの100点であるのだが、特筆すべきは冒頭からウィットにとんだセリフのオンパレード。
そうとうボケているクリストファー・ロイドをみたモーガン・フリーマンが「おれがあぁなったら撃ち殺してくれ」と言ったり、夜遅くかかってきた電話に対してアラン・アーキンが「誰が死んだんだ?」と言ってみたり。いわゆる老人ネタのオンパレード。それがサンドイッチマンのボケばりにばちっとハマる。
超高齢化社会の日本こそ、こういう映画をばんばん作ってほしいのだけど。