神戸典

メカニック ワールドミッションの神戸典のレビュー・感想・評価

3.5
前作の『メカニック』よりもしっかりとした展開になっており、汚名返上したように感じた。
前作では暗殺であることを悟らせるなと言いながらド派手なアクションに出来上がっていたが、今作は事故を装うことにしっかりと徹し、本来のメカニックのやり方に則っているように感じた。
また、ヒロインを入れることで最強のメカニックであるアーサーの人間の心の弱さといったものも含むことができている。

アクションシーンは前作と同じく先を予測した一つ一つの動きや銃撃戦がハイスピードで織り成され、見事な作品に仕上がっている。
最後には自分の死さえも偽装し、存在を消すことに成功している。
神戸典

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