カリスマ編集者と天才作家の感動の実話。
ジュード・ロウ演じるトマス・ウルフの個性的なキャラクターと、コリン・ファース演じるパーキンズの真面目な仕事人間なキャラクターの対比が面白かった。
主演2人を始め、脇を固める役者も申し分ない演技で、物語に深みと説得力を与えています。
2人の創作への熱い意欲と情熱は、時に家族や恋人をないがしろにするほど。
それほどまでに注力できるものがある事が羨ましく思った。2人の関係性も。
確かな友情が育まれていたのに、
互いが互いを大切に思っているのに、
少しのすれ違いで距離ができてしまう。
ラストにかけて涙が止まらなかった。
観終わった後、小説が読みたくなりました。身も心も削って作品を創り上げる、作家と編集者に、改めて敬意を感じざるを得ません。
それにしても編集者のセンスって大事だな…才能を見抜く力がないと。