見ててかなり消耗する作品。
でもすごく心に響いた。
誰にも相手にされなかった天才作家を見出だした有名編集者。二人の関係性をメインに描きつつの人間ドラマ。
この作家が結構な奇人で…笑
常に情熱的で暑苦しくて理屈っぽくて批評的で非情で。
同じ空間に居たら瞬く間に嫌気が差しそう笑
流石友達が一人もいないだけある。
そんな奴とほぼ四六時中編集作業やってるんだからすごいわ。
しかもかなり大作な人で、一つの物語なのに何千枚にもなりそうな原稿を持ってきたりする笑
書きたいことが溢れてしょうがないんだろうな。
二人とも夢中だから、家にも帰らず家族との関係性とかが徐々に乱れていく。
まあそういうの実はどうでもよくて。
この映画はすごいです。
見終わったときの感情は本当に何と言ったらいいかわからない。
感動したとしか言えない。
いくら綺麗な言葉を連ねても虚しさが残ることも多々あるが、その言葉に救われる瞬間もある。
わからんもんです。
この映画の監督さんこれ一作しか撮ってないようだけど、どういうこっちゃ…