ちはな

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気のちはなのレビュー・感想・評価

4.5
祝・試写会当選ヾ(*´∀`*)ノ
地下鉄慣れてなくておのぽりさん状態で東銀座・松竹試写室へ

ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジがレズのカップルで 何かの権利を勝ち取るみたいな話?くらいの前知識で鑑賞

ストーリー的には↑合ってて まぁ結末も想像付いちゃいますが
なんつったって このふたりの女優が素晴らし過ぎて(T_T)
ふたりともほぼすっぴんで 特にジュリアンは50を過ぎてるわけで
シミもシワも晒しまくりで 敏腕刑事を熱演(尊敬)
エレンもボーイッシュでホント男の子にしか見えない(デコっパチ具合がハットリくんぽかった)
彼女はカミングアウトしてるので思い入れも強そう
プロデューサーにも名を連ねてます

これ実は 2008年のアカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画を基に作られた作品
彼女達が演じたのは実在の人物です

ジュリアン演じるローレルは勤続20年以上 現場で体を張って捜査をしてきた優秀な刑事ですが 女が出世するのは簡単ではなく「レズ」という立場はマイナスポイントになってしまう
レズである事を ひた隠しに生きているけど 当然自分の幸せも手に入れたい
それは 特別なものではなく『当たり前の幸せ』(←ここポイント)

愛する人のために 何が出来るか
愛する人のために 何を残せるか

それぞれの立場から 相手を思いやる気持ちが切なすぎ(ノД`)

後半痛々し過ぎて ハンカチ忘れずに系の作品ですが どよ~んとなり過ぎません
なぜなら スティーヴ・カレルが居てくれるから(^-^)
良くも悪くも空気を壊す 何とも絶妙な役柄
私は大好きなフォロワーさんの「荒井注に似てね?」を読んだ時から「かっこいい荒井注」にしか見えなくて 彼が映る度ニヤけるっていう失態を繰り返してたのは ここだけの話

これ 劇場でもう1回観ても絶対泣く自信ある(100%!)

ジュリアン&エレン観るだけで充分価値のある作品でした
ちはな

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