Sachiko

Sachikoの感想・レビュー

3.8
試写会にて鑑賞させて頂きました。

一般的な概念・そこから定められたルールは、時として受けるべき権利を奪い、心のままに生きたいというシンプルな想いさえ潰してしまう事もあるのだな…という当たり前のことに気付かされました。
同性パートナーを認知する州でも、その理解は表面上だったり、カミングアウトによって、今まで通りに生きられなくなるのでは?という不安が付き纏うのだなと。

けれど、彼女の強さや誠実な生き方が周囲を動かし、普遍的だった認識が変わるきっかけになった事実。
「守りたい」という気持ちは、何かを変える勇気になる!と希望を持たせてくれる作品でした。

ジュリアン・ムーアは「アリスのままで」を上回る程の体当たり演技。弱っていく体の中で揺るぎない意思を貫き通したローレル・へスターの生き様を演じきっていました。素晴らしかったです。