映画の中で制度的な問題の他に超わかりやすい差別発言が出てくるけど、今でも現実にこれ以上酷いことを政治家が言ってたりするし全力で謎ロジックの擁護をする人が数え切れなほどいたりして地獄なのは全く変わらない。
徹底的に権利を奪って、人と同等の権利を主張すると生産性がないから死ねぐらいのことを言ってくる。
その理屈だと今は当事者じゃなくてもいつでも向こうの都合で奪われる側にされるわけだし、こういうのには怒りつつ正面から戦ってる人は讃えるべき。
こういう話がありましたというのを適当に紹介する映画も少なくない中、端々から先人へのリスペクトを感じる作品だった。