ハーフタイム・ショー辺りから噴出し始めるPTSDのシーンが印象的…普通の人には楽しく感じる音や光で反応するシーンの生々しさが怖いのです。
そして、映画製作に絡む金持ちの醜さが露呈する展開を見せておいてから、この作品が作られているって事実の入れ子状態…アン・リーが意図的にそうしてると思っていても、いや〜な後味残ります。
嫌悪と誇りの矛盾がせめぎ合うなか、選択肢は無いと言う上官のセリフが持つ現実感もまた後味が…
とにかく、いや〜な金持ち役のスティーブ・マーティンがハマってましたが、羽交い締めされ落とされる若造役の人が更に上行くハマり具合でした。^_^;