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邪淫の館 獣人の8bitのレビュー・感想・評価

邪淫の館 獣人(1975年製作の映画)
5.0
【超絶下ネタレビューです。しかも長いです…スミマセン】

レビュー700本目を記念いたしまして、いつかレビューを書こうと温めていた珍品中の珍品映画を。
これはですね。私がいままで観た中で最も笑った映画の中の一本です。
とにかくクライマックスのバトルシーンが凄いです(後述)。

舞台は昔のフランス(テキトーです)。
破産寸前の侯爵家に嫁いだら、相手が半獣人でびっくり!という「美女と野獣」みたいなお話(テキトーです)。
冒頭から馬の交尾シーンをガッツリ見せられゲンナリいたします…。
舞台となる侯爵家のお屋敷はセットではなく本物、音楽はチェンバロの音色がお上品なバロック音楽風。
少年愛の司教や、暇さえあれば侯爵家の長女とやりまくってる黒人の使用人など、変な登場人物は多いですが、映画自体に安っぽさはないです。
全裸の上にウェディングドレスを着たヒロインが、自慰にふけるシーンなどは官能的で美しいです。
で、なぜ侯爵が半獣人となったのか。その秘密は彼の母親にあるのです。

昔々、このお屋敷に住む貴婦人はある日、庭で飼っていた子羊を追って森に迷い込みます。
そこで常に戦闘態勢(勃起状態でザーメン垂れ流し)な獣人(着ぐるみ)と遭遇。
ドレスを引き裂かれながらも必死に逃げます。
着ぐるみ獣人はそのドレスのにおいを嗅ぎながら、自分でシコシコやりつつ彼女追いかける。
ついに捕まってしまった貴婦人は…ということで生まれた子供が半獣人だったというわけなんですな。
冷静に考えてあり得ないですね。
で、クライマックスでその様子が延々と描かれるわけです。あくまで格調高く笑

【以下、ポルナレフ風に解説】

あ…ありのまま クライマックスに起こった事を話すぜ!

獣人に犯された貴婦人は「この獣に勝つには、ザーメン枯れるまで搾りとるしかないわ」と思い、
自ら全裸になり、獣人の特大ペ○スをパイ○リや足○キやフ○ラでイカせ続けるんだ。
するとザーメンを出し切り枯れ果てた獣人は、何故か血を吐いて息絶えてしまったのさ…。
つまり貴婦人が勝ったんだ…性技は勝つ。

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、
おれも何を観たのかわからなかった…。
頭がどうにかなりそうだった…。
 
企画ものだとか 獣姦ものだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

この超絶バカシーンの最中、ずっと流れているのが格調高いバロック音楽風なのもポイント。
ちなみに冒頭の馬の交尾シーンや獣人のペ○スには全くのノーモザイク・ノーボカシです(人間にはボカシあり)。
ここまでストレートに獣姦そのものをテーマにした映画はおそらく唯一じゃないかと思います。
とにかく笑えます。
オススメはしません。
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