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ドント・ブリーズのcoroのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
3.3
舞台はデトロイト。空き家だらけが立ち並ぶ住宅街。ひとりの男が死体らしきものを引きずりながら歩いている悪夢のようなオープニングの俯瞰ショット。どうして俯瞰なのかは後々分かる。

幼少期にネグレクトされた母親から逃れるため、そして妹を守るための逃走資金を得ようと、仲間と共に大金を持っているという噂の、盲目の老人宅へ忍び込む…

どんな理由があるにせよモラルに欠けた3人組や、想定外の行動を繰り返すランボーのような体躯をした老人に感情移入することが出来ない。なのに何とか楽しませてくれるのは、想定通りに訪れる伏線回収を逆手にとった手法と、登場人物たちとは対照的に羽ばたくことの出来る、ひときわ印象的なてんとう虫♡
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