ワンダーよにだ

マーシュランドのワンダーよにだのレビュー・感想・評価

マーシュランド(2014年製作の映画)
3.6
こりゃ賛否両論わかれるな。

スペインの重苦しく重厚で気が重くなるクライムミステリー。
マーシュランドとは湿地帯の事。


圧倒的評価!!と書かれてますが、わたしはそこまでは。。。笑

もうずっと重苦しい。重苦しい。
画面は意外にも明るくパキッとした画作りなのに陰鬱な雰囲気がずっと続きます。(まさに湿地帯のようなジメジメとした作品!!)
なんでだろう、フィンチャーの重苦しいのは大丈夫なのに、他の作品だと嫌なんだよなぁ…。

田舎町で少女2人が行方不明という事件が起こり、2人の刑事が捜査を進めていくうちにどんどんと他の事実が見えてきて…。

という、実にシンプルな構造なのに監督がわざと搔きまわしてるせいでわかりにくい!
それが伏線になっていると言えばそうなんだけど、なんせわかりにくい!

新しい展開に、お!新事実か!?と思って期待すると、確かに新事実がわかるんだけど、事件の確信の部分にはぜんぜん繋がらない情報ばかり増えていってイライラする。
しかもそれが、さも捜査は進んでる的な雰囲気だから、おいっ!?ってなる(´Д` )
おいっ!(´Д` )

最後の方に一応事件は片付くのだけど、なーんかスッキリしない。
すごくスッキリしない。
これは見ないとわからないだろうな。
本当にスッキリしない。


冒頭や場面転換で湿地帯の空撮映像が挟まれるのだけど、これがとてもセンスが良い。
おどおどしい雰囲気を出すのにも効いてるし、映像美的にも面白い。


気になる人は見ても損は無いけど、
なんせ重いぜ。
重い重い。


以下ネダバレ感想……。





最後のどんでん返し的なオチも、
ぼや〜としてるので、見てる側が推測するしかない。わたしはそういうのが好きじゃない!(´Д` )
どんでん返しにするなら、スッキリと騙してほしい!

てか、なんなら中盤でファンが黒幕なんじゃないかと推測するよね。
やたらと女好きだし、ペドロだけが捜査しているネガに顔の見えない男が写ってて、そいつが黒幕とか、相棒が犯人かよ!
って思っちゃうよ。

案の定、なんで殺しちゃうの!?って感じで犯人殺しちゃうし。(刺しすぎですよ)
こ、こいつ!口封じしやがった( ゚д゚)
って思うよね。

だから、最後に渡されるファンの写真のシーン、時計が同じだけじゃなくて、もっとわかりやすい答え合わせの事実が欲しかったな〜(´Д` )

つまり、わかりにくいのよ、この映画。