散歩する侵略者の黒沢清監督作品よ、いや〜何とも評価し難い...
香川照之の怪演とか、音の演出もっと言うと絶対やばそうって時にど低音でCの音連打するアレ(ど低音のど と Cで掛けてます)とか、視聴者が察するポイントでそれを助長するような演出(ミキサーとかクラゲとか)とかね、良かったよ。
不気味さはもちろん、圧倒的怪演の香川照之だけでなく登場人物みんな共感とか心情寄り添いしにくい不安定さっつうのかな、誰サイドにも付けずに観続ける感じがたまらねえよ。
であるからこそさすがにそれは説明不足じゃない？的要素も多々あったのがなあ〜
全て説明する映画が漏れなく良い映画とも思いませんが、今作は説明不足がリアリティさ減にダイレクトに通じちゃってる、
序盤のドキドキそわそわ不安定も終盤は「あくまで映画の世界のお話っすからね〜」みたいな“離れ”を感じてしまいましたね。
あと今作の竹内結子みたいな女、絶対結婚したら自分の人生が推進されるんじゃなくて重荷になるタイプだわ。ギルティです。
総じてこういう系の設定は好きなだけに諸々惜しかったなと思います。
なおもふもふでか犬マックス、お前もしかして内浦の高海家で飼われてるしいたけ？(ラ！サ！並感)
