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クリーピー 偽りの隣人のamuのレビュー・感想・評価

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
1.0
この監督、なに?!(笑)
これだけの素材を用意してよくこんなにつまらなく作れたもんだと感心する。わかったから先に進んでよ!という華麗なるテンポの悪さフューチャリング刑事の単独行動。

犯罪心理学の教授をしている元刑事が、超絶イカれたサイコパスの隣に住み、やたら関わり合うけどまさかの!少しも見抜けない!!!という、新手のホラーなんすかね、これ。

序盤、西島秀俊が街中で西野さん(香川照之)に偶然見かけられ、自分の名前を呼ばれ声をかけられるシーン。なんで初めて会うのに顔と名前一致してんの? って、疑問も不信感も湧かず、あぁどうもはじめまして。なんじゃそら。平和か。

そんで西野さんちの作り!どうなってんだよ!感じ悪いって思ったはずのお隣さんに作りすぎたシチュー持っていくかね!?入っちゃだめだと暗にサインを送ってくれる西野さんの娘は結局どうして欲しいんだ!?西野さんちと西島秀俊の家の間の工事現場みたくなってるところには結局1ミリも触れんのかい!散々引っ張った川口春奈の意味!諸々ツッコミどころしかない。

香川照之さんを起用していなかったら、一個もいいところ無いですね。香川さんさすがのお芝居は、香川さんをも嫌いになりそうなほど最高に嫌悪させていただきましたが、作品は日野市事件同様、未解決に終わりました。
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