初タイ映画、面白かった!
イルマーレみたいな感じかなと思って観たら、結構現実的で分かりやすかったです
邦題の通り、めちゃくちゃすれ違ってますねww
僻地の水上分校で働くことになった2人の教師の話ですが、とにかくすれ違って、エーン(元々赴任していた女性教師)の日記だけを通して、ソーン(エーンの後任で赴任した男性教師)は繋がりを感じます。
水道に詰まったイモリ
雨季に流れ着いた死体(むこうではよくあるみたい!)
校舎が半壊するほどの嵐
結構、波乱万丈です 笑
エーンは頭が良くて、優しい熱血教師ですが、こういう女性にはつきものの問題が…
そう、クソ野郎の彼氏です…。
下品な言葉は好きじゃありません。
でも、『ホリディ』のあいつ並みにクソ野郎です。
男って何しても許してもらえると思ってる!(というか、そう描かれることが多い!笑)
一生かけて償う?
手紙なんかでどうにかなると思うな!
よく顔見せられるわ!
多分、エーンのことが最初から好きじゃなかったんです。
ただの自己満足で恋愛してただけ。
『週2日しか会えないなんて耐えられない』
はい?
好きな人がやりたいって言ってんだから応援してあげて!
エーンとソーンの2人が結局会えるのかは、ハラハラしながら観て欲しいので、言いません!笑
教師ってとても素敵な職業だなって思いました。
今を支える仕事は多いけど、直接未来を担う仕事って、よく考えるとなかなかないなって思って、今さらだけど、結構その事実に気づいたことに感激しましたw
責任は重大だけど、素敵な職業ですよね!
頭がいいだけじゃ、決して務まらない。
ソーンのような、人間らしさも必要なんですよね。
汽車を知らず、将来家業である漁師になることしか考えられなかった分校の子どもたちが、目をキラキラさせながら、様々なことを学ぶ姿に希望をもらいました。
子どもたちとの距離感も、恋愛の模様も、とてもバランスよく描かれたいい作品でした!!