噛む力がまるでない

すれ違いのダイアリーズの噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)
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僻地での教育環境の大変さとかそういったことを率直に撮れるのが東南アジアならではというか、日本ではこういうのはなかなかやれませんよね。だからこそ非日常のようで、魅力的に映りました。

二人だけの話じゃなく、その間に子供たちを置いているのがいいし、日記の使い方も抜群。カットバックがうまいのでテンポも軽やか。爽やかなエンディングは最高にニヤニヤ。
ヒロイン回りのエピソードが若干身勝手かなと思うところもありましたが、全体とてもいい映画でした。湖上のロケーションやお祭りの天燈が素敵。