cherry

ライチ☆光クラブのcherryのレビュー・感想・評価

ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)
3.0
今作よりも前に舞台化されているからか、舞台っぽさがあらゆる場面で出ていた。ゼラと呼ばれる少年たちをまとめる人物が、それぞれの名前を呼ぶシーンは声を張り上げるようにしていて、まさにそんな感じだった。

理解できない場面が多くて、観るのに疲れる作品だったけど、ライチと呼ばれるロボットを彼らが完成させてからの展開は面白かった。
大人びた彼らでもライチを燃料とするから、ライチだ!と名付けたシーンはなんだか安心した笑

ライチと少女が話すところは可愛らしくて、今作で唯一心が休まる場面だったし、ライチが必死に彼女の言葉を理解しようとするところは、観ていてとても微笑ましく感じた。

また野村周平、間宮祥太朗、古川雄輝、中条あやみなど若さ溢れる出演者の演技力も良かった。
それぞれのキャラクターにあった行動をしていて、細かな反応も見事にキャラに沿っていて、そんな反応の仕方を観るのも面白かった。
cherry

cherry