ねつき

永い言い訳のねつきのレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
3.3
男の人の方が観るべき映画、なのではないか。
例によってレビュー溜めてしまったのであまり覚えてないのだが。

「大切なものには失ってから気づく」ってのはもう、石器時代からわかりきってることだが、それでもやっぱり同じことを繰り返す人間って愚かだなあ。
表面上で物事を考えたり、なんとなくで生きていくことってそんなに難しくない。
その場に流されて、不倫したり遊びに行ったり、しっかり考えると自己嫌悪が止まらないし辛いから「まぁいっか」で済ます。
そういうのって、すごくある。

でも、やっぱり一生それじゃいられないんだ。
だって人はいつか死ぬんだから。
会話できなくなった人が現れて初めて、自分のことを見つめるんだ。
私は正しかったのだろうかって。

そして、正しくないんだ。
ただ、気づいたところで愛したかった相手はもういないんだ。
だから、また表面上で暮らし始めるんだ。
妻が亡くなって「何かが変わった」自分で過ごすんだ。
それが何を意味するかまでは考えずに。
今度はまた違う方向に、流されて過ごすんだ。
そういうのって、すごくある。



映画とは関係ないが、自分の話。
実家を出て、下に2人いるけれども、お母さんは少し寂しいのかなと思う。
私の親と同い年の、友達のお父さんがこないだ病気になり脳をやられてしまったらしい。
そういう話聞くと、そんな日が近くてもおかしくないのかもしれないと思う。
だから、近くにいてあげたい、とも思う。
でも、そんなこんなで実家にいたら私何もできない。
自分の人生じゃなくなる。お母さんのための人生になる。そういう生き方をしてる人もいるだろう。それもひとつ、素敵な生き方だ。
私はお母さん大好きだし感謝もしてる。
照れ屋の私にそれを伝える日は来るのだろうか。
でもそのお母さんのおかげで、今立派に成長しているんだからそれでいいのだろうか。
とりあえず今できる恩返しは孫と一緒に短期間でも暮らしてあげることかなあと思う。
しかし相手がいない。困った。
まあまだ24だしいっか!