Ren

13時間 ベンガジの秘密の兵士のRenのレビュー・感想・評価

4.0
【13 Hours: The secret Soldiers of Benghazi】



■総合評価
演出   ★★★★★
ストーリー★★★★☆
キャスト ★★★★★
音楽   ★★★☆☆
映像   ★★★★★
おすすめ度★★★★☆



■key word
[GRS][CIA][大使]



■あらすじ
カダフィ政権崩壊後のリビア、ベンガジ。
カダフィ政権時に軍が保有していた武器が民間に流れ、内戦が続いている。
そんなベンガジでCIAが諜報活動するために極秘裏に構える拠点“アネックス”。
元傭兵たち6人で構成された“GRS”は、戦闘経験のないCIA職員が集まる“アネックス”を守りながら、アメリカ大使の警護任務も任される。
しかし、9月11日に現地の武装集団が彼らの拠点を襲撃してきて、、、



■感想
本当にあった恐ろしい実話。
【ブラックホークダウン】や【ゼロダークサーティ】を思い起こさせる作品。

 ・現地武装集団の度重なる襲撃
 ・その襲撃に対抗できるのはGRSの6人だけ
 ・大使の護衛
 ・“アネックス”での攻防
 ・仲間の負傷、死
 ・アメリカに残してきた家族

等々、スコア以上に作品に引き込まれた、あっという間の140分。

また、

 ・中東での内戦特有の不穏さ、緊張の高め方
 ・敵味方がわからない、疑心暗鬼さ
 ・アメリカ軍の“味方”が来るのかもわからない孤立無縁の状態

等々、マイケルベイ監督が作り出す雰囲気にも引き込まれた。これが事実に基づいているというのは、本当に恐怖を感じる。

反対に、
銃撃戦のすぐ近くで普通にサッカーを見ている市民、銃撃戦で倒れた市民に駆け寄る女性たち、を見ると、相手もまた人間なんだということを痛感させられる。

本当に見てよかった作品!



■キャスト
GRSの6人の兵士たちの友情、絆、逞しさ、演技力は本当に素晴らしかった。
そして、アネックスの“チーフ”役、アメリカドラマ【Billions】にでてるデヴィッドコスタビルの演技力が本当に素晴らしい!
Ren

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