XmasStory

13時間 ベンガジの秘密の兵士のXmasStoryのレビュー・感想・評価

4.0
とても期待していたのですが期待を振り切る面白さ!臨場感!事実を基にしてるから面白いと言って良いかはあれだけど映画として緊張感も尋常じゃなく手に汗握る展開に目が離せません。マイケル・ベイ監督やるじゃん!もうトランスフォーマーやめてこの路線歩んだらアカデミー賞だって…。

真面目にいつものベイ節は影を潜め硬派な作りにキャスリン・ビグロー監督やリドリー・スコット監督を思わせブラックホークダウン、アルゴ、ゼロダークサーティ、キングダム…そんな映画のテイストも感じつつ。あ、カーチェイスとか迫撃砲ワンショットとか空港の場面はベイ節が微かに。領事館襲撃からの中盤以降はほぼ同じ場所の攻防戦ここが凄まじい。追い詰められてなお闘い続ける6人の精鋭の勇ましさ。でも他のみんなとも闘ったからこその結末。誰が敵で誰が味方なのか解らず友軍援軍支援も限られ孤立無縁の状態こんなんだと体力の前に気力が削がれそうです。跳ねる弾頭とか自滅する敵とか細かい描写も好きでした。

役者さんも良かった!特にジェームズ・バッジ・デール格好良い。役柄としては軽口とぼやきが多いけど最後まで前線に立つタントとロン不在の時にチーフよりも的確に冷静に指示を飛ばすオズが好きです。エンドロール観るとまた感慨深いものありますね。彼らと役者さんの顔が似てるのも驚きました。数年前にこう言う事が起きてたなんて…。ニュースはわりと見てるはずなのに記憶の中には残ってませんでした。
XmasStory

XmasStory