dada

ディストラクション・ベイビーズのdadaのレビュー・感想・評価

3.8

おっぱいなんじゃないですか⁉︎

ここ数日頭の中で繰り返されるフレーズ、最近そういうお店に行きましてん…という話ではなくて某ドラマで柳楽優弥演じるチャラ男が事あるごとに発っするフレーズです。そんなフレーズがサブリミナル効果となりこの映画を観ることになりました。

一線を越える。
基本的に女子供への暴力シーンって(自己)規制されているけど、この映画はその一線を越えていて下衆い。いとも容易く一線を越える北原裕也(菅田将暉)が芦原泰良(柳楽優弥)の威を借りて傍若無人になる様や、うまいこと他人のせいにして自分は綺麗な身でいる那奈(小松菜奈)の姿は本当、現代社会あるあるで昨今起こった事件のプロセスを垣間見せているんじゃないでしょうか。

そして柳楽優弥、一線を越える。
誰も知らない、で一躍有名になっちゃって知らず知らずに本人が望まない色々なものが付いてしまった彼は、この映画で見事に自己K点を越えて、最長不倒を記録。苦楽を経て到達したこの映画でのギラつきとドラマで見せるチャラさ、このギャップと懐の深さは、活躍めざましい若手が集結!なんて一緒くたに括るのは、おっぱいなんじゃないっすか

誰も知らない
ディストラクション・ベイビーズ
おっぱい

いい感じになってきたんじゃないですか⁉︎柳楽優弥!
dada

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