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ヒトラーの忘れもののfootmanのレビュー・感想・評価

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)
4.8
東京国際映画祭にて鑑賞


時は1945年、第二次世界大戦終戦の数日後。ドイツ兵捕虜がデンマークに連行され、ドイツ軍が西海岸沿いにばら撒いた200万個の地雷を除去する作業を強いられる。それを監督するカール軍曹(ローラン・モラー)はドイツに対して深い憎しみを抱き、容赦なくドイツ兵捕虜をこき使っていた。しかし新しく派遣されたのはドイツの少年たち。幼く純粋な彼らにカール軍曹も葛藤を迫られる。


断言しましょう、これが第28回東京国際映画祭において最高の映画です!!!(ちなみに184本中鑑賞したのはたったの8本)


でもね、本当にぐったりするんです、この映画。「ああもう無理、、」と何度思ったことでしょう。
目を覆うようなシーン、いつ爆発するか分からない尋常じゃない緊迫感。これらが圧倒的と言えるのはもちろんなんですが、この映画のすごいところは、、、

「死亡フラグにキッチリ応えてくる」

ところなんですねえ、、(笑)
不思議と少年たちが死ぬのが事前に分かってしまうんです、そしてそれにしっかりちゃんと逃すことなく応えてくるんですねえ、、ちょっと気持ちいい(不謹慎)

またカール軍曹はもちろん、少年たちの演技が本当に素晴らしい!
特に双子の兄弟のちょっとした言動や動きなんか、心抉られるレベルの自然さで驚きます。2人の関係性は少し『悪童日記』に出てくる双子の少年たちに似ている気もしますね。


まぎれもなく、個人的今年一の「ぐったり映画」に認定ですおめでとうございます!
日本公開も決まったようなので、ぐったりしたい日があれば是非!その日に!