Tutu

ボディヒート/秘められた欲望のTutuのレビュー・感想・評価

2.0
政治学のお勉強のためど田舎から都会の大学にやってきたデイジーは、大学に巣食う女だらけの悪の秘密組織「アイビー」目をつけられちょっかいを出され、色々と困ったことになってしまう。

本作は知る人ぞ知る官能サスペンス映画シリーズの4作目とのこと。CSザ・シネマでたまたま観たんだけど、さすが知る人ぞ知る作品だけあって、レビューの数が10しかないのね。

話の筋としてはよくある学園ものというか、一見すると何も知らない田舎っ子が大学デビューの末に自堕落になってくような話でもあるんだけど、冒頭にも書いた秘密組織「アイビー」、まあこれが凄い。聞けばこれまでも各界に要人を多数輩出してて、10億ドルを動かすような警察ですら手出しできない女だらけの秘密組織なんだそうな。ほほう。

正直あんまり真面目に観てなかったんで適当に書くけど、10億ドルを動かす組織のボスみたいな女の子は、成績があまり芳しくなくて困っているんだね。で、成績が悪いとワシントンDCでの政治学の実地研修みたいな特別なプログラムに参加できない。なので、10億ドルを動かす組織のボスであるその女の子は、教授やその息子に色仕掛けを弄して成績の書き換えを図ったりとか、主人公の女の子を利用して色々やったりする。10億ドルは動かせるけど、今回はあんまりお金を動かさない。私事だから経費が落ちないとか?

最終的に、利用されてキレた田舎の女の子は、組織が犯した悪事の証拠をボイレコで押さえて、それに激高したボスと肉弾戦を始める。10億ドルはどこにいったのかよく分からない大変リーズナブルな展開になり、なんか知らんが結局色々と上手くいっちゃう。アイビーに入り大学デビューを済ませ、プレイボーイとワンナイトセッ○スに励んだ田舎っ子は何事もなく大学生を続け、夏休みを利用して田舎に戻り、地元の元彼と元鞘に戻る。10億ドルの組織が田舎者にやられっぱなしよ。せめてアイビーは元彼に彼女のセッ○ス動画を送りつけるくらいの反撃はしてみたらどうか。

別に「10億ドル」がそんなにフィーチャーされてたわけじゃないんだけど、いかにもB級映画的な「箔の付け方」が個人的にツボだったんでね、これはいじっちゃうよね。それよりも、官能映画を謳ってるくせに、乳○の一つ(二つ)も出さないとは何事か。男をナメくさるのもいい加減にしろ。
Tutu

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