MURANO

バーニング・オーシャンのMURANOのレビュー・感想・評価

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)
4.0
うぉぉ、ものすごい臨場感!!

実際に起こった石油事故が題材ということで、実は序盤では「事故が起こるフラグ」がちょっと露骨すぎ?と嫌気を感じていた。

でも、事故が起こるまでの大企業と現場の対立など、起こるべくして起こった人災の様子に時間を割き、だんだんと丁寧な描写でいいかも、と気持ちが変化してきた。

そして、大火災が発生してからは、息つく暇なしの緊迫の展開。

この事故は人災ではあるが、必要以上に誰かを責め立てる切り口にはしていない。あくまで現場を淡々と描き、それだけでも大いに説得力があった。

同監督の『パトリオット・デイ』を先に観ていたが、妙なメッセージ性がない分、本作の方がシンプルで圧倒されました!
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