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JUKAI 樹海のsmithmouseのレビュー・感想・評価

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)
1.9
日本人「樹海には霊魂が〜(((;゚Д゚))!」
アメリカ人「ベーコン(´ー`)?」

海外視点の日本が個人的に好きなんでこの映画の序盤の雰囲気は結構自分的にはツボ。
日本の光景の中で何故かネイティヴばりの日本人と日本語の上手い外国の人のコミニケーションが醸す親しみのある違和感は「トウキョウアンダーグラウンド」「エンターザボイド」「ロストイントランスレーション」みたい。

しかし、この映画はホラーとしてはよくわからん!
テーマが樹海全体なんで全編ハッキリせずふんわりした仕上がりに。
達人寿司職人の卵みたいにふわふわな印象で忘れられない程見せ場も無く意味不明。
ほしこの存在、謎の記者とその携帯の写真など消化されなかった伏線が怨念の様に宛度なく浮遊してる。
結局富士の樹海という海外には馴染みのはないが普通に撮影してるだけでも怖い特別な舞台を使いたかっただけでそれ以外樹海らしさは生きてなかった様な。
ちょくちょく入る和を意識した効果音も活かしきれてない。
樹海で出くわすセーラー服女子高生集団は日本人でもビビります(・・;)。

洋物ホラー音楽ととうりゃんせがジャムった様なエンディングが一番怖かった!
Q.こちらは霊ですか?
A.いえ、こちらは高齢者です。って映画。
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