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JUKAI 樹海のmmのレビュー・感想・評価

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)
2.3
生きた海老を出される映画

主人公サラの妹が日本の樹海で失踪したと連絡が入る。サラは妹を探すため樹海に入るが…

青木ヶ原樹海でロケしたらしいホラー作品。序盤の不穏な空気自体は良いが別に樹海でなくてもいい話。

中盤の疑心暗鬼になる場面はなかなか良かったと思う。人間による事件性を匂わす展開は面白くなりそうだが、"幻覚"の所為でサラがただの面倒臭い人物丸分かりなのが非常に残念。どうみても成人な謎のセーラー服女、ホシコの胡散臭さは良い。

木と木の間に何かいる演出、カメラ型おもちゃなど、所々センスが光る場面はありいろいろと惜しい。今作は脚本の大雑把さや伏線になっていない痛恨の演出ミスがあったがこの監督、もしかしたら今後ブレイクするかもしれない。
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