NuSuke

レディ・プレイヤー1のNuSukeのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.9
原作の「ゲーム・ウォーズ」を映画化が決まるだいぶ前に読んでいて、映画化が決まってからまた読んで楽しみにしていた。
しかし、版権などの問題でウルトラマンやらレオパルドンが出ないと知って不安な気持ちがあった。

実際に観てみると、「スピルバーグ監督はやってくれたな」と。
原作の設定をある程度残しつつ、無理なくオリジナルの要素を盛り込んだ、まさに完璧な塩梅だった。
色んな制約をものともせずに非常に面白いエンターテイメント作品を作り上げてくれた。
ゲームの世界では80’sのポップカルチャーが所狭しと広がり、音楽が流れていて、観るのが楽し過ぎた。
映画の世界観を忠実に再現したシーンはここまでやるのかと素直に感心してしまった。

色んなアバターが出てくるシーンは、「あっ、あのキャラがいる!」という発見があって楽しいし、ビークルなどのマシン類にも同じ事が言えた。
特に感動したのが、CMにも出ていたガンダムとメカゴジラ。
メカゴジラはヴィラン役であったあの昭和期のメカゴジラで、あの頃のメカゴジラがゴジラのテーマをバックにハリウッドクオリティのCGで暴れまわっているのを観ていて感動して、泣きそうになってしまった。

もう本当にオタクの夢をふんだんに詰め込んだ最高の映画だった。
何度も観たくなる作品。
NuSuke

NuSuke