とえ

レディ・プレイヤー1のとえのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
面白かったなぁー
ゲームの中に隠されたイースターエッグを探せ!
っていう宝探しのアドベンチャーゲームらしく
画面に散りばめられたサブカルチャーのアイテムをどれだけ見つけ出すことができるかっていう
観客にとってもお宝探し的な要素が楽しい映画だった

個人的にはデロリアンに興奮し、シャイニングにドキドキし、チャッキーに爆笑して、ガンダムに感動だった!

私が、この映画を観て真っ先に思い出したのは1999年に公開された「マトリックス」で、あの頃はケーブルを刺さないとバーチャルな世界に行けなかったのが、
Wi-Fi時代の今では、
いつでもどこでもVRに行くことができるようになったことに時代を感じながら見ていた

そして、それは、どんな人でも、現実世界に辛くなったら、いつでもバーチャルな世界に逃げ込むことができるということだし、
日頃、コンプレックスに悩んでる人でも、そこでは全てを捨てて「なりたい自分」になれるという夢のような世界が広がっている

勉強ができなくても、容姿に自信がなくても、VRの世界では、神のような地位を手に入れることだってできてしまう

これは、スピルバーグから、一人で部屋に閉じこもっているような、全世界のオタクたちへのプレゼントのような作品なのだ

しかし、VRな世界だけで暮らしているとどうなるかを示しているのもまた、スピルバーグからの警告なんだろう

これが決して奇想天外なSFというわけではなく、実現可能だと思えたところも良かった

毎回、見るたびに新しい発見がありそうな楽しいエンターテイメント作品だった
とえ

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