ヤマギワ

レディ・プレイヤー1のヤマギワのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.7
スピルバーグのポップカルチャー愛の詰まった夢のような作品。各国の人気キャラクターが拾えきれないほど登場します。よくこんなに版権が取れたなと感心、やっぱりスピルバーグの名前があったのが大きいのだと思います。

今作は3Dを前提とした演出が多く盛り込まれてるので、3Dで観るのがやっぱりオススメかと思います。ダイナミックな映像の連べ打ちで、特に前半のレースシーンは身震いするほどの出来。レースゲームの破茶滅茶な感じが出てますね。

ストーリーは良くも悪くも王道。正直、主要キャラの印象は弱かった。でも大勢いるプレイヤーの一人として描いたのであれば、妥当なのかもしれません。
ガンダム、ゴジラを始め日本のポップアイコンが超クオリティで大暴れするので、ファンの方々はそのシーンだけでもお釣りが来るかと思います。主要キャラクターに日本人を入れてる点もスピルバーグが日本の作り手にも敬意を評しているようで、とても好感を持ちました。
ゲームはあくまでリアル、現実を彩るツールの一つとしての着地も良かった。ゲームのみにのめり込んで現実を疎かにするのではなく、ゲームを通して人の交流を経て、友情や愛を育むようなことが大切なんだよといったことがメッセージかと思います。とにかくオタク万歳!!(強引な締め)
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