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レディ・プレイヤー1のwoosのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
TOHOシネマズ新宿にてIMAX3D字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞38作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「世界をクリエイトした者の意志」

[全体として]
映画オタクのキング、スピルバーグの真骨頂といった感じで、「あの映画」の世界に3Dで入れるってだけでも、IMAX料金と3D料金の元は取れてるんだが、とにかく日本人はキャラクターを作るのが上手いんだろうなと。
まず、ゲームと映画が好きな人は間違いなく楽しめると言い切っていいと思う。
一応、ディストピア映画に分類されるんだろうが、あの現実世界の団地は地震来たら終わりだろうな。日本はどうなってるんだろうなどと余計なことを考えてしまった。
あと、サイモン・ペッグが出てるって知らずに観てたらいきなり出て来たのがビックリした。

[良かったところ]
各キャラクターの動きが、まあわざとだろうが、ゲームっぽい動きだったのがよりゲーム世界への没入感に繋がっていたし、冒頭部分のゲーム世界へ入る描写とかも、凄く自然に中に入るって感じた。これは劇場で3Dで観ないとそうはならないだろう。
あとガンダムの動きとか、アイアンジャイアントの動きとか本家より全然凄かった気がする。特に外連味たっぷりのポーズとか。

[気になったところ]
映像にはぶっ飛ばされたし、確かに面白かったのだが、若い子供たちがこの映画を通して成長するという事がないのが残念だった。始めからいい子たちだし、完成されているように思う。やっぱりこういう若い子たちが主役の映画は、自分の弱点だったりトラウマだったり、人としての欠点を何かをキッカケに克服し大人になるという部分が欲しい。

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IMAX3Dで観るべき作品です。
インフィニティ・ウォーに占拠される前に是非IMAX3Dで!
オススメです!
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