映画の至宝

レディ・プレイヤー1の映画の至宝のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
エンタメ全開のオタク向けお祭り映画。

有名なキャラクターが多く出演しており色んな映画のオマージュも散りばめられているので、初見で全てを見つけるのは難しいだろうが探すだけでも面白いし楽しむことができた。

映像も迫力があるので3Dで鑑賞することをオススメする。

ただ、劇中に登場する各キャラクターの登場時間は短く、序盤の説明と途中から最後の現実世界での場面が長く退屈することもあったので、単純に登場するキャラクター目当てで鑑賞しようと思ってる人は過度な期待はしない方が良いだろう。

また、70~90年代に流行した音楽なども流れるため、その世代のサブカルチャーを知る人にとってはこの作品はドンピシャにハマるだろうが、世代ではない人にとっては分からない部分も多いと思われるので少し辛いかもしれない。私もその年代のサブカルチャーを知っていればこの映画を更に楽しめたと思うし今よりも評価が上がっていただろう。

70~90年代のサブカルチャーを知るオタク向けのお祭り映画だが、知ってるキャラクターが登場するから見ようという人であっても十分に楽しむことはできるし、スピルバーグ監督の作品が好きな人は尚更楽しむことができるので鑑賞して絶対に損はしないはずだ。

サブカルチャー愛に溢れるスピルバーグ監督に感謝の気持ちを伝えたい作品だった。