おなべ

レディ・プレイヤー1のおなべのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
荒廃した世界で僕たちが生きる場所。大乱闘!割と近い未来現実に起こり得るやもしれぬVR世界を舞台にしたSFディストピア映画。現実とバーチャル世界を巧く交錯させ、共にバランス良く且つ斬新に描いています。監督は巨匠《スティーブン・スピルバーグ》監督。時代の最先端を達観視して本質を見抜き、それを映画に出来るのは《スピルバーグ》監督だからこそ為せる業。楽しみにしてたから今まで予告もネタバレも観ないようにしてたのSA💫

遊び心を忘れない監督のユーモア性や派手なVFXで観客を魅了しながらも、現実社会に対する作品世界から抽出した本質的メッセージ、所謂この映画を通して伝えたい事にちゃんと着地させる腕は流石でございます(割と標準的な着地点でしたが)。意外と若者向け作品ぽいけど80年代のポップミュージックだったり映画だったり、在りし時代を追慕したり懐古の念に浸れるという点では大人向け映画だと思います(正直世代が違うので分からないネタもありました…。)

映画好き&ゲーム好き&アニメ好きの人には堪らない作品ではないでしょうか。作中でも数え切れないほど多くのアニメやゲームキャラ・映画の多種多様な作品・名シーン・名場面へのオマージュ(それらを探したり見つけたりするのが一つの楽しみ方)が見受けられ、とても歓楽的に楽しめました。









【以下ネタバレ】










◉恥ずかしなら未だ『シャイニング』未鑑賞で、ネタバレになるか不安でしたが、ある意味エイチと同じ目線で楽しめたのでまあ逆に良かったと言う事で。でもいつか必ず観ます。

◉ 『ガンダム、AKIRA/金田バイク、キティちゃん、メカゴジラ』など日本から生まれたキャラクターが出演しており、特にキティちゃんを見つけ出すのは至難の業(・_・;
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