賽の河原

レディ・プレイヤー1の賽の河原のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.5
ひとつめの鍵の試練からもうテンコ盛りで「なんじゃこりゃ〜...はえ〜...」って感じでぶったまげましたし、「IMAXで観たかった...」と後悔したんですけど、楽しめましたね!
ぶっちゃけ全然新しい映画って感じはしないというか、「2018年ならこれくらい当然やろ」みたいな感じはありますし「第1の試練のクリアはそれでええんか...有り得んやろ...」ってところとか、「なんかチームワークと絆推し感あるけど、この「愉快な仲間たち」に対して特別な感情は特に起きないw」とか「正直、第3の試練の後は蛇足」とか、全体的に話のネジは締まってないんですけど、引用とオマージュがもう半端ない分量でそれを拾ったり見つけたりするのが楽しいこと楽しいこと。全部挙げるのは当然不可能なんですけどハーレイクイン、市民ケーンだの2001年も有りましたし、ゼメキスのルービックキューブって何だろう?って思わせといて「そういう使い道ねw」みたいな。勿論、エンターテイメントとしてそういう楽しませ方は健全なのかって議論はあって然るべきだとは思いますけどね。まあ監督がオタクすぎますね。
特に第2の試練、手前からして年鑑の案内役のロボットが「パッセンジャー」のバーテンダー、要は「シャイニング」オマージュ感があるんだけど、案の定第2の試練の舞台が「シャイニング」でその再現度に「うお...すげえ...」って呟くレベルでしたし、「シャイニング」を観てないあるキャラクターが起こすスラップスティックなくだりももう本当に笑えましたね。
第3の試練は正直あんまし馴染みがないのでサッパリって感じなんですけどね、エンディングに入っての曲...‼︎まさかの「(500)日のサマー」オマージュだったので、エンディングで1億点出ましたね。
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