狭須があこ

レディ・プレイヤー1の狭須があこのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.3
見た人が皆オススメしてくるんですけど、まぁどーせ最新の映像美と、元ネタ探しを楽しむカンジの、目に楽しい映画よねと思って見に来たんですよね

アタシそんなゲーマーでもないし、元ネタ見つけたくらいではしゃいだりしないわよって。

いやァ~
スゴイわスピルバーグは。
ストーリーがめちゃくちゃ骨太だった。

こんなこと言うのもアレなんだけど、パシフィックリムの続編の、シーンごとの繋がってなさを思い出してめっちゃ比較してしまったわ……
細かい描写まで、いらんとこが全くなかった

過去の作品や未来の技術を使って、それでもやってることはジュラシックパークと変わらないのがすごい。
見てるときはどうなるのかな?ってドキドキワクワクするのに、あとから考えたらみんな一番楽しい選択肢を通ってラストまでたどり着いてんだよな
物語を作る力が強すぎる。

これ、多分未来がこの年代を超えても、古くならないんだろうな~
未来感に納得させつつ未来感に頼らないバランスとかさ~
もうパーフェクトでしたね

ただ、序盤は「ゲーマーなら一日でカギ見つけるでしょ」と思ったんだけど、コレって、仮想空間なのに割とキャラの動きは自分の身体能力じゃないですか……
もしかして引きこもりゲーマーはゲーム部分にたどり着く前に、体力とか身体能力でふるい落されてるのか?

現実でできないことができる!っていう割には、現実の身体能力差が如実に出るゲームだなと思いました。
主人公もなかなかアクロバティックに動けるし。ゲームオタク全振りではダメなゲーム、新時代ですね。

ただゲーマーはすぐ顔の見えない相手を好きになるというところはリアルでした。

正直、元ネタはわかる物以外わかんなくていいと思うけど、シャイニングだけは予習しといたほうが楽しいと思います
オアシスで一番ワクワクしたのは、「好きな映画のなかに入る」体験だった。

……あのさ
ネタバレの話しますけど、いい?

「ハリデー、あなたってアバターじゃないよね?」ってパーシヴァルが最後に聞いてたけど、ハリデーってつまり、スピルバーグなんですよね?
体感する映画のなかにハリデーのアバターをとって現れたスピルバーグ、って私は大興奮したんだけど、違うかな
少なくともこんなオアシス作れるのは、私にはスピルバーグだとしか思えなかったです。