ぬーたん

レディ・プレイヤー1のぬーたんのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
観に行こうとした前日にギックリ腰になり(笑)ようやく観に行けたけど、シアターが小っちゃ💦アベンジャーズにデッカイとこ取られた。
メンズデーでオッサンばかり、明るくなったら女子は私だけだった。
それはともかく。
最高だった!
アトラクションに2時間乗りっ放しのよう。
映像がリアルで楽しい上に、ストーリーは謎解きしつつ進むからワクワク。
3つの謎を解き明かしつつ、鍵を手に入れていく。
もうこれはゲームそのもの。
アトラクションとゲーム好きだから大満足。

さぞ若者向き作品なのかと思いきや、そこはスピルバーグ御年71歳。
むしろ80年~90年代に詳しい世代にこそ向いている。
ちょうど先日『シャイニング』を再鑑賞したばかりで、はっきりとシーンを覚えていたので、より楽しめた。
『シャイニング』なんて80年代の古い作品、今の若者で観ている人は相当な映画好きだろうけど、この作品を観てないと面白さは半減するかも。
アイアンジャイアントやゴジラ、チャッキーなど、次から次に出て来るが、正直、どのキャラにも思い入れもそれほどないし、むしろ気が付かないキャラもあったと思う。
でも、そんなの関係ねぇ!(小島よしお風に)
とにかく楽しくて、自然と笑ったり、変なところで泣けたりしたよ。
多分、楽し過ぎて感情が揺さぶられた。
だからちょっとしたシーンでも、何だか嬉し泣きしていた。
あのアバターがこの人だったのかとかそんなことで大いに感動したり。
ラストの部屋のシーンもね。

主役のウェイドにタイ・シェリダン。
まだ21歳。『MUD マッド』のエリスの印象が強い。
個性は薄いが、普通のオタクっぽさが良いね。
サマンサをオリヴィア・クック。
まだ24歳。海外ドラマ『ベイツ・モーテル』で初めて知ったが、映画では『ぼくとアールと彼女のさよなら』で好演。
今作でも大活躍。
IOI社長ソレントにベン・メンデルスゾーン。
あまり印象はないが『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』に出ていた。
こういうゲームには、悪役はやっぱり必要だね。
ちょっと迫力はないけど。アバターは迫力あった。
『オアシス』創設者のハリデーをマーク・ライランス。
『ブリッジ・オブ・スパイ』『ダンケルク』といぶし銀の俳優。
ハゲ具合も俳優としての立ち位置も、笹野高史似と勝手に思ってる。
なのに今作では、ありゃ、髪がふっさふさ!
ハゲのイメージだから何だかヘン。
案内人のオグデンが実はキーマン。
サイモン・ペグがラストで登場。
しかも山寺宏一が吹替え。よっ、山ちゃん。
3Dで観たので吹替えしかなかったが、吹替えも結構良かった。
エイチの声が聞き取り辛くてイマイチだったが。
ちゃんとした声優さんで良かった。
あと、日本人俳優の森崎ウィンには頑張ってもらいたい。

色々アラを探せば出て来るだろうし、映画としての出来はどうなのかということになると正直、ずっと残る名作にはならないだろう。
でも、そんなの関係ねぇ!(byよしお)
今の最先端の技術で作られた、新しい世界の美しくリアルな映像。
ワクワク感とゲームを一緒にプレイしたような充実感や高揚感。
シャイニングや過去の映画のオマージュと懐かしさ。
最終的に会社がどうなったかとか、恋愛の行く末とかも
どうでも良く。そんなの関係ねぇ!(よしおしつこい)
ただただ、子供みたいに楽しく過ごせた2時間に感謝だす。
もう一回観に行こうかな!
パンフが売り切れでした。遅すぎた、行くの。ギックリ腰め。
☆5つ‼
ぬーたん

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