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レディ・プレイヤー1のJINのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
IMAX3D字幕で鑑賞。
これ程までにIMAX3D向けの映画が今まであっただろうか?
最高に面白かった!
ワクワクしすぎて鳥肌が立ったぐらい。
VRの世界がこのまま進化すれば、いつか仮想現実空間の方が現実の活動になってしまう人達が続出してしまうのではとはかねがね考えていた。
自分はオンラインゲームというものをやったことがないけども、「ゲーム廃人」と化した人の話を聞くと、VR空間というのは最高の現実逃避場所になるだろう。
まあSNSを初めネット上のみのやりとりにしても似たようなもの。
ネット上の顔は実物とは性別すら違う可能性もあるし、ヘタすりゃAIなんてことも。
現実に絶望した人達がそれでも生きていく術として、VRの世界はどんどん進化していくのかもしれない。
やがては肉体という容れ物を離れて、脳味噌だけで永遠に生き続けるなんてゆう掟破りの超未来だってやって来るかもしれない。
この作品を観てたらそんなことを考えてしまった。

いろんなゲームやらアニメやら映画やらサブカル要素がブッ込まれてたので、それらと一緒に存在出来る世界というのがもうたまらなく楽しい。
アクションもスゴいし、このアトラクション感が3Dにピッタリハマってた。
また音楽が80'sヒットばかりでめっちゃ垢抜けてた。
いつかはこんなに進化したVR空間を楽しめる未来はやって来るんやろうなあ。
未来への期待感と共に警鐘も鳴らしてるし、ちゃんと「現実」の大切さを説いていたのも良かった。
映画はやっぱりワクワクドキドキできて、こんな画は見たことないっていう世界を見せてくれるのが醍醐味。
これぞエンターテインメント!
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