3D吹替で鑑賞。
オタク向けのあざとい描写には乗せられないぞ...と構えていたが、ガンダム活躍シーンと「Staying Alive」が流れる無重力ダンスシーンでテンション爆上がり。ダンスシーンで俺の脳裏に浮かんだのはトラボルタではなくスタローン。
様々な版権キャラが入り乱れる絵面は確かに楽しいが、個人的にSF映画を観る上で最重要視している「新鮮さ」は感じられなかった。(特に日本の)版権キャラが多数登場する映画となると、どうしても「シュガーラッシュ」が思い浮かんでしまう...。
VRがテーマのSFモノなら、欲を言えばもう少しストーリーに捻りが欲しかった。ただ、本作は元々PKD作品のようなハードSFではなくライトな娯楽SF小説の映画化であるため、そこまでのマイナス要素とは感じない。「マクドナルドで特上寿司を要求しても意味がない!」という割り切り方が必要かな、と...
何だかんだ、鑑賞後にヴァンヘイレンが頭の中で鳴り止まないくらいには楽しめました。