すずき

レディ・プレイヤー1のすずきのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
富、名声、力。この世の全てを手に入れた男、大人気MMO「オアシス」開発者ジェームズ・ハリデー。
彼の死に際に放った一言は人々を海へ駆り立てた。
「俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる。探せ! この世の全てをそこに置いてきた」
男たちはイースターエッグを目指し、夢を追いつづける。世はまさに大ネトゲ時代!

ハリデーの趣味なのか、ゲーム内には80年代カルチャーネタが盛り沢山。
もちろん90年代、00年代以降のネタやキャラクターも、ゲーム内のアバターとして多数登場する。つまりは何でもあり。
おまけに日本のキャラクターが優遇!これは絶対、見に行くっきゃないよね!…とは個人的にならなかった為、今更の鑑賞。
なーんか、如何にもなエサには食らいつきたくないというか、捻くれた根性が発動して食指が動かんかったのだ。

でも流石スピルバーグだ、映像は凄いし、ストーリーは王道に纏まってる。
思ってたよりは面白かったけど、まあ想定の範囲内の評価、といった所だ。
これは個人的な好みなんだろうけど、どうにも王道に過ぎる気というか、都合がいい展開の気がした。
特に、ゲーム内での仲間達が、現実世界でも皆わりかしご近所だったって所。
ちょっと調べてみたら、原作では違うのね。エイチの正体とかも少し捻ってあるみたいだし。
あと一つ目の鍵の攻略法も、あれだけの方法でクリアできるのに5年間誰も発見できないわけねーだろ、って気がします。原作ではそこらへんどーなってるのかしら…?

捻くれた見方のせいで、どーにもノレなかった私。
しかし、それでもダイトのセリフ「俺はガンダムで行く!」からの巨大バトルは否が応でもテンション上がっちまった!
あのシーンに関しては、想定以上に期待以上!
メカゴジラの登場も破壊力ばつ牛ンだけど、さすがにダイトは格が違った。