みご

レディ・プレイヤー1のみごのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグが好き勝手作った金のかかったB級映画。

映像は非常に豪華で、見所があった。(金子のバイクとか、ガンダムとメカゴジラの戦いとか、アイアンジャイアントとか)
ストーリーに関しては、粗が目立ち過ぎるのと、最後のオチに対して現実の良さを描き切れてないので、不完全燃焼な感じが強い。

ネットやゲームなどの幻想(リアル)もいいけど、現実社会でしか得られない体験(リアル)もあるし、どちらも良いものだ。
みたいなテーマを持たせるには、現実社会も良いものだと思わせるストーリー薄く。
娯楽映画として見るには、ラストの悪役であるIOI社が大打撃を受けてないとか、悪の親玉であるソレントの最後に取った行動の動機付けが映画内で描き切れてないとかでカタルシスが薄い。
ちょっと中途半端な感じ。

シャイニングのシーンでのショウの発言(「指の隙間から見たよ」ってやつ)が実はショウが11歳であることの伏線だった。
みたいな細かな伏線の回収は面白いんだけど、それが映画としての面白さに繋がっているかというと、そうでは無いのが残念。

面白いんだけど、何回も見たいかというとそこまでな作品。
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