『俺はガンダムでいく』
2018年にアメリカで公開されたSF映画
監督はスティーヴン・スピルバーグ、アーネスト・クラインの小説「ゲームウォーズ」を原作としている。
この映画、とんでもない。度肝抜かれた。
公開初日に観に行ったが、情報量多すぎるのと、感想をまとめる自信がなくて、2ヶ月後に書いている私。
スティーヴン・スピルバーグ監督には毎度驚かされる。ジュラシックワールドも控える2018年、この『レディ・プレイヤー1』は映画史上今までなかった規模の映画だと感じた。
いや、ホントこの監督の頭の中どうなってんだろって話w
まずは、ポップカルチャーへのリスペクトが凄まじい。自身も相当なヲタクらしい(映画やゲームとか)けど、それらを一本の映画にブチ込んでまとめ上げる監督としての手腕、素晴らしすぎる。
今作で、他作品(映画、ゲーム、アニメ、音楽とか)のオマージュとして登場するのはなんと200以上らしい。
「キングコング」や「AKIRAの金田バイク」「デロリンアン」「ガンダム」「ゴジラ」なんかは映画の主要な場面で登場するが、その数十倍もの他作品が140分の映画の中に散りばめられている。
全部わかる人はいないとは思うけど、それでも相当な遊び心とある意味ファンサービスが尋常ではない。
私なんかは、「AKIRAの金田バイク」と「デロリアン」がスクリーンで並走しているだけでも大興奮、終盤に「ガンダム」と「メカゴジラ」が戦うシーンに興奮しすぎて鼻息荒くなったわw
版権問題がどうしてもあるんだろうけど、これはスピルバーグだからこそ実現した夢の共演映画なんだろうな。
ビジュアルや登場キャラにばかり目が行きがちだけど、ストーリーもワクワクする構成で全く飽きない。
オアシス内に隠されたイースターエッグを探しながら、仲間と協力し謎を解き明かし、巨悪に立ち向かう。ヒロインとの恋愛模様もある。
王道中の王道ストーリーだからこそ、シンプルに観れて楽しめるんだと思った。
2018年は映画の当たり年だと勝手に思ってんだけど、その中でも今作は間違いなく上位だ!(一番は決めれないw)
超オススメ作品