法月

レディ・プレイヤー1の法月のネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

まさかハリウッド作品でメカゴジラとガンダムの戦いを見れるとは!?
レディプレイヤーワンはスピルバーグが80年代オタクに向けて贈った夢の宝石箱やーーー(≧▽≦)ノ!!!

まぁいうても自分、元ネタの半分も気づけてないとは思いますけどね。
それでもお腹いっぱいですよ、20回ぐらい観直さないとすべては味わいつくせないでしょう。ほんと、好物てんこ盛りです(*'▽')

けれども、嬉しさと同時に寂しさも感じてしまって.....

仮想空間オアシスを作り上げたハリデーはスピルバーグ自身でしょう。
クソみたな現実に背を向け、夢中になれる世界を作り上げてきた人。
その張本人が、老境にさしかかったからといって、いまさらオレたちに説教するんですか?
「現実世界にしかリアルはない」
わかっとるわそんなこと!
上手くは言えないけれど、スピルバーグ監督に裏切られたような気分になったことは確かで。
ハリデー同様、スピルバーグも現実社会では大成功者。
だけどどんなに成功しても、本質は自分の部屋に閉じこもって空想をめぐらしていた孤独な少年、のはずなのに.....

いや、確かにスピルバーグは一方で「カラーパープル」「太陽の帝国」「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」などの重い現実を描いた作品も作っていることは承知してますが。

この映画は、何十年後もオタクたちに愛され、オマージュされ続ける作品になり得るのかな?

ひねくれ者の、正直な感想です。


追記(斧振りかざして追ってくるCGニコルソン、見たかったなぁ...)
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