みあせぶ

レディ・プレイヤー1のみあせぶのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.7
近未来


スピルバーグ監督はどこまでも私たちを驚かせてくれるエンターテイナーでした。
これほどまで映画の楽しさを心の底から味わえて、最初から最後まで興奮した映画はなかなかありません。大傑作です。

VRという自分がなりたいものになれる自由な空間をテーマとして扱っていて、自由でのびのびとした作品でした。
近年、バーチャル化がどんどん進んでいて、自宅でVRゴーグルをはめて遊ぶ人が普通に居るぐらい普及してきました。
ショッピングモールのゲームセンターにVRゴーグルが置いてあるのも見たことあります。技術はどんどん発展していきますね。

主人公は現実世界では貧乏だったりと至って普通(以下)の生活を送っています。
そんな彼が唯一輝ける場所、それがオアシスでした。

オアシスではなんでも出来ます。バーチャル上の世界なので、現実ではできないようなことだっていとも簡単にできてしまいます。

こんな世界はもう既にそこまで来ているんではないでしょうか?

設定も2027年という近未来を題材にしているのでリアリティがすごい。

しかし、技術の発展には何かしらの犠牲が伴うと私は思っています。

それは現実から逃げてしまう=忘れてしまう
ということなのでは?と思いました。

そこで私は、この作品はVRへの夢や希望を指し示してくれる一方で、VRが普及して現実世界を忘れかけてしまうことへの警鐘を鳴らす作品でもあるなと感じました。

社会風刺としても受け取れるこの作品に感服です。


☆デロリアンやガンダムなどなど、いろんなキャラが出てきてびっくりです。
ゲーマーにもオススメしたい1作!!
みあせぶ

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