まっどでーもん

レディ・プレイヤー1のまっどでーもんのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.3
これはオタクによるオタクの為のオタク映画であり自らがオタクであるスピルバーグ自身の総決算。現代のアメリカを生きる若者達の悲惨な現状を掬っている辺りもまた、秀逸。😔

メカゴジラにドンキーコングにクッパ大王、アイアン・ジャイアント、ガンダム、AKIRA、そしてバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン。数々のポップカルチャーが融合して出来上がったカオス世界。決して幸福そうな映画とは思えないが「あの頃(80年代)に戻りたい!」というリセット願望の強い作品なのであろう…。😔

それくらい、現代には何の価値もない物で溢れかえっているという事か。不幸な時代を生きる若者達にとって「オアシス」とは最後の賭けなのかも知れない…。原作、脚本を手掛けたのはアーネスト・クライン。この方がまたとんでもないオタクで私と同世代の人。

いささか終末観の強めなスピルバーグ版『マトリックス』であり『アバター』といった趣の怪作である。かなり楽しめるけどちょっと辛い気持ちにもなる映画。😔