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レディ・プレイヤー1のtakaのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2
劇場で見てから二回目の視聴。
こういう映画はハリウッドでしか無理だよねってくらい規模の大きい映画で製作費は驚愕の約175億円!!!まあでもそれでも採算とれるんだからすごい。

大迫力の脳死アクション映画と思いきや現実世界のシーンで彩度が抑えられていて現実世界に対する希望の薄れを演出していたり細かいところにも気の配られた作品になっている。

いろいろな作品からさまざまなキャラクターが出ていて、特に日本人にとってはめちゃくちゃ知ってるキャラが出てくるから親近感が湧きやすいと思う。こういう世界で見られてるものに自分の国のものが使われてるってなんか嬉しいよね。
戦闘シーンで後ろのモブキャラ見たことあるなーと思ったらジョーカーだったり、知名度あるキャラもその扱いしないと尺が足りないくらい豪華メンバーだった。

特にお気に入りのシーンはやっぱり第二の試練のシャイニングのシーン。
初めて見たときもシャイニングのオマージュがあるらしいというのを聞きつけて観に行った記憶があるけどあの独特の雰囲気が完全に再現されててキューブリックに対するリスペクトを感じた。
最近公開されたドクタースリープが同じくらいリスペクトを持っていたら評価は今ほど悪くないんじゃないかなと思った。

スピルバーグは歳をとってなお感性が若返ってるんじゃないかと思うほど最新鋭の映画だなって感じでいつまでも映画界の最先端で現役でいてほしい。
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